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◇◇◇ CONTENTS ◇◇◇

ほわほわ暮らす

日々是食事
手軽に医食同源
健康料理
各国料理
■食べ物エッセイ
保存食・お菓子・パン
辰巳芳子さん

京都・そしていい旅

美しいもの、大事にしたいもの

習い事あれこれ

お茶を飲みながら・・

ちょっとマジメに・・

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■ 食べ物エッセイ
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被差別の食卓
上原 義広 ;新潮新書 (123) ISBN :4106101238
「ノンフィクション」の分野にしようかなとも思ったのですが、「食」がテーマなのでとりあえず
こちらにおきます。
日本の被差別部落や、海外の奴隷や不可触民の「ソウル・フード」についてルポをしています。 現代も続く差別・貧困の中で生きるために美味しく食べるようにする・・フライドチキンがもともとは アメリカのソウル・フードとは知りませんでした。
この本の中のネパールの項や戦争が続くイラクのロマの項が圧巻でした。
[食べ物研究]

純米酒を極める
上原 浩 ;光文社新書 ISBN :4334031781
「日本酒」とは端麗辛口だけなのか?「生酒」など流行っているけど実際はどうなのか?「夏子の酒」でもモデルになった酒造技術者の現場からみたお酒の飲み方味わい方本。
非常に明快な説明で、「アルコール添加」が最初どうして入ったのか?戦後の物資不足の際の「緊急利用」だったという事は知らなくてびっくり。しかし今は・・。長い間技術者として来た歴史と経験を分かり易い語り口で書かれている。純米酒はきつつき家は大好きでいつも飲んでいたのだが、店では「燗」にはなかなかしてくれるところは少ない。 この本では反対のことが書いてあり、ずっと疑問に思っていたことなどがどんどん崩壊していくさまは読んでいて気持ちが良い。酒屋やお酒を供する店も絶対必読本だと思います。
[食べ物研究]

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小泉武夫の世にも不思議な食の世界-おれの愛した肉と魚
小泉武夫;日本経済新聞社 ISBN: 4532163927
発酵についての専門家の著者が、世界中を食べて食べて食べて回る。抱腹絶倒食エッセイ(>おおげさじゃなくスゴイ!) 長年撮りだめていたエグイ?写真を惜しげもなく使い、世界中にこんなスバラシイ・こんなエグイ・ひえええ〜なものがあるんだあ! と驚かされた。でも私が一番驚いたのは、そんなものをむしゃむしゃと食べ尽くしているコイズミ先生でした。。。(爆)
[料理エッセイ]

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発酵食品礼讃
小泉武夫;文芸春秋 ISBN: 4166600761
発酵の研究で有名な著者が、日本はもとより世界各地の発酵食品について歴史や、現在もある驚く食品をわかりやすく紹介。それにしても日本の発酵文化はすばらしい!と感心しきり。もっと納豆食べようと思いました(爆) 
[食べ物研究]

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鬼平料理番日記
阿部孤柳;小学館 ISBN: 4094164111
ドラマ鬼平犯科帳は大好きなドラマです。これはドラマの中で、食べ物がでるシーンがありますが、それを担当していた著者の江戸の料理エッセイです。カラー写真で江戸の人はこんなの食べてたんか〜と感心。原作者の池波正太郎は食通としても有名だけど、こういうところでもでてるなぁ〜と感心しきり。
[料理エッセイ]

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剣客商売庖丁ごよみ
池波正太郎;新潮社 ISBN: 4101156778
小説剣客商売の中にでてくる料理を実際に料理人が再現する。実際に小説の一部を載せてそれにあわせてカラー写真で料理がでるので楽しいです。
[料理エッセイ]

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発酵は力なり 食と人類の知恵
小泉 武夫;日本放送出版協会 ISBN: 4141890693
「発酵学の権威」コイズミ先生がNHK市民大学で講義してます。「発酵食品礼賛」等を読んでいると知ってる事ばかりなのですが、初心者向きに優しく書いてありますので挙げました♪やっぱり面白いです、発酵食品って♪ 
[食べ物研究] 

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アジア菜食紀行
森枝卓士;講談社 ISBN: 406149421X
アジアのさまざまな菜食について宗教からと地域性、日本とのかかわりなどを交えながら「菜食とは?」について語る。宗教意識やイデオロギーにとらわれずに中庸で語っているのが いい。

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週末はヴェジタリアン
森枝卓士;ちくま文庫 ISBN: 4480037934
「気軽に菜食を」「野菜の美味しさ」をコンセプトに色々な国の菜食をレシピも交えて紹介。
なんだか簡単にできそうな感じ(^^)

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キムチの味
ジョンキョンファ;晶文社 ISBN: 4794961510
日本で生まれ育った著者は、朝鮮人としての誇りを保ちつつ、「料理」を通して日本と朝鮮の架け橋になろうと努力していく。 明るい語り口でわかりやすく朝鮮の文化と料理、家族の思いでを描き著者の自伝的要素もはいった本。
[食べ物・料理エッセイ]

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野菜物語
吉田よし子;ISBN: 488706165X
新聞に書評が載ってて、ひかれて買いました。著者は、長い間フィリピン等の南方の生活が長く、珍しい野菜の 紹介も数多くあった。それもよかったが、やはり日本の食生活に 根ざした野菜のことが詳しく、面白く書いてあるのがよかった。

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料理歳時記
辰巳浜子;中央公論社 ISBN: 4122040930
料理研究家辰巳芳子さんの母に当たるこちらも料理研究家。エッセイを読むと 辰巳芳子さんがお母さんからたくさんのものを受け継いだんだなぁと思います。
私の世代ではもうお亡くなりになっていらっしゃいますが、料理に対する考え方、 季節感など十分今も伝わるし、伝えて行きたいと思うことがたくさんあります。辰巳芳子さんの「味覚日常」と併せて読むとよりいいと 思います。
[食べ物・料理エッセイ]

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