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ちょっとマジメに・・
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■ ノンフィクション
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コリアン世界の旅
野村進;講談社 ISBN : 4-06-208011-7
隣の国のこと、大昔から交流ありました。ちょっと鎖国とかあったけど、
大きくみるとほんのわずかな時代。そして近代化が始まり、不幸な歴史がありました。
今も引きずっている人がいる。色々思いはあるけれど、歴史的にも共通点あります。違いもあります。
まずは隣の国の事もっと知ること大切かなって思います。
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エンデュアランス号漂流
アルフレッド・ランシング/〔著〕 山本光伸/訳
数年前、熊に襲われて亡くなられた写真家の星野道夫さんが座右の書としておられたらしい。
確かにしはるだけあって、すごい!の一言になってしまう。簡単なあらすじは、アムンゼンが南極点に到達後、
新たな記録を作るため(南極大陸横断)エンデュアランス号に乗った冒険家シャクルトン率いる乗組員が氷の圧迫の為船が沈み、
氷の上に取り残されてしまい、1年以上、氷の上で過ごす話である。淡々とした文章であるが、却って南極の寒さの凄まじさを
伝えられているように思われる。夜読み始めたのだが、途中切ることができなくてつい最後まで読み尽くしてしまった・・。
次の日眠かったのはゆうまでもありまへん・・。
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ムハマド・ユヌス自伝 貧困なき世界をめざす銀行家
ムハマド・ユヌス/著 アラン・ジョリ/著 猪熊弘子/訳
バングラデシュの学者さんが、「銀行家」になり、貧しい人々に商売をするための必要金額のみを貸す制度
「マイクロクレジット」を実践。貧しい人々は、例えば靴磨きの職の場合「靴磨きの道具」を借りて、仕事をする。
終わると借り賃を返す。手元にはわずかしか残らない。貧しい人は貧しいままに、金持ちは金持ちのまま。
これではいけないとしてはじめた銀行でした。また借り主は殆ど女性。でも最初の「経費」を借りているので少ないので
変換率も高く、このシステムは大成功をおさめていきます。どうしてこの人はこのシステムを考えたのか?日本では使えるのか?
貧困とは?など色々考えさせられる本です。
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スカートの風 日本永住をめざす韓国の女たち
呉善花;角川文庫 ISBN : 4041903017
近くて遠い國、韓国の新聞上だけではない身近な「違い」。作者の日本と韓国の違いを、
「山葵の冷たい辛さと唐辛子の熱い辛さ」に例えてるのが思わずうなずいてしまいました。 続編もでています。
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■ ジェンダー
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ナショナリズムとジェンダー
上野千鶴子
遥洋子の本に影響を受けて(引用でかなりでていたし)、興味を持って読んでみた。む、難しい・・・。でも、面白い!後半の従軍慰安婦のところではかなり難しく、うんうんうなりながら読んだ。いくつか今まで漠然と思っていた
事、、、氷解したこともいくつかあった。他の本を読まないとわからない部分もあったのでまた
他のも買って読んでみよう。。ハマリそうです。
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フェミニズムとエコロジー
青木やよひ;ISBN:4794802285
題名にひかれてかった。「増補新版」だったが、書かれたのは86-90年代前半の古いのが多く、世間がやや古いかんじであったが、
主張していることは、昔も今も変わっていず、「あぁ、、全然変わってないんやな〜」と
再認識した。
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〈近代家族〉を超える 非法律婚カップルの声
夫婦とは家族とは何か。法律に守られてるのだけが「夫婦」ではない。いろんなカップルの声を
集めた本。どちらかといえば研究書。
でもわかりやすいので家族について考えて見たい人にはぜひ。
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東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ
遥洋子
いや、面白かった。フェミニズム、とかウーマンリブ、とか
よくわかっていなかったがこれを読むと目からウロコ?って事が多かった。著者の遙洋子さんのひたむきでかつ”わけわからん”私たち
の視線で書いてくれたので彼女と一緒にどきどきしたりしながら読んだ(笑)。読んで自分は結構”飛んでる”方かと思っていたけど全然そんなこと
ないんだなあって思った。いやあ面白かったわ。
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結婚しません
遥洋子
遙洋子の第二弾。挑戦的?なタイトルだが中身は納得。自分の周りで「ちょっとこれおかしいん
じゃない?」な事自分でも気づかなかった事を挙げられて自分も”家父長制”にとらわれてんねんな
〜と反省しきり。身近な”へん”な事が盛りだくさんあって目から鱗的おもしろさ。
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楽しくやろう夫婦別姓 これからの結婚必携
福島瑞穂/〔ほか〕;明石書店 ISBN :4750302686
今度の国会では通って欲しい・・。でもワタシの時はぜーーんぜんだめ。
こんな時この本は役立ちました。ちょっとデータは古くなったけど今でも役立ちます。
(でも今でも役立つのが却ってカナシイ・・)
上は以前書いたもの。そのころは血気盛んにそうだそうだ!って思っていました・・最近は、ちょっと考え方が
変わってきて、「選択はできるほうがいいな」と消極的賛成になっています。(いろんな本を読んで
やっぱりそれだけですべての問題が解決するわけではないからです。(あ、でも別姓は賛成です。ただ、
ちょっとひいて見てるって感じです)
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発情装置 エロスのシナリオ
上野千鶴子;筑摩書房 ISBN : 4480863117
セクシュアリティについて考えさせられる本です。目からウロコ的本。
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男流文学論
上野千鶴子/〔ほか〕;筑摩書房 ISBN:448082278X
「女流」はあるのにどうして「男流」はないのか?と思っていたのでこのタイトルに惹かれ読んでみた。
上野千鶴子・小倉千加子・富岡多恵子の三人が吉行淳之介や村上春樹などの「男流作家」をたたききる感じが痛快!
超おもしろい本です。
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明治快女伝 わたしはわたしよ
森まゆみ;文芸春秋 ISBN:4-16-742102-X
近代で活躍したいろんな女性の一生をわかりやすく書いた本。長谷川時雨の「近代美人伝」と併せて読むとより面白い。
(近代美人伝を参考文献としてあげているのが多いので)女性史の入門書としていいし、読み物としても面白い。
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ザ・フェミニズム
上野千鶴子、小倉千加子;筑摩書房 ISBN:4480863370
「男流文学論」でも一緒に話した二人が、またまた関西弁でばったばったと切っていく♪
講演会での話と「密室」で話をしたようなので、専門用語も途中で解説してくれており、わかりやすい。
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■ 時 事
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現代イスラムの潮流
宮田律/著;集英社 ISBN :4-08-720096-5
あの「9月11日」の事件が起こる前の春に出た本。事件後読んだけど、「あの」事件が起こる前からあり得る
ことが予測ができていてびっくりした。。あのアメリカの飛行機事故は悲惨だし、胸が痛くなるが、アメリカの報復攻撃も
哀しかった。タリバンは絶対許せないけど、ほかのムスリムの人は全然違う。もっとイスラムの事を知らないといけないと思える。
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コリア驚いた!韓国から見たニッポン
李元馥/著 松田和夫/訳 申明浩/訳;朝日出版社 ISBN:4255000956
韓国で「韓国からみた日本」について書かれている。感情的な論もなく、どうして日本の戦後の発展が
あんなに早くできたのか?とか冷静でわかりやすくマンガ形式で書かれている。日本人が読んでも知らない事実
(戦争以外でも)や、日本と韓国の文化の違いなど盛りだくさんで面白い。
でも題名はヒいちゃうよね・・(^^;;;)
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コミック韓国 コリア驚いた!
李元馥/著 松田和夫/訳 申明浩/訳;朝日出版社 ISBN : 4255001634
「コリア驚いた!韓国から見たニッポン」の第二弾。今度は「韓国人からみた韓国」。
こちらもすごい面白い。韓国の反日感情、韓国人の性格、経済の成長と失敗がコミックで分かり易く、
しかも冷静に書いてあって面白い。特に韓国の戦後の歴史は全然知らなかったので勉強になりました。
統一への想いとそれがなぜうまくいかないかなどもよくわかりました。
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