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TEA CEREMONY
お茶と私

ここでは、着物が好きになった直接のきっかけのお茶について書きたいと思います。

私は4年程お茶を習っています。流派は、「お裏さん」と呼ばれている、
「裏千家」です。先生とワンツーマンなので、お客さんと亭主さんと両方役をするので大変ですが、楽しいです。
これは、全くの趣味なので免許を取るつもりはありません。だからかえって自由な感じです。

お茶を通じて学んだ事は、
季節感です  
着物もそうですが、季節をほんの少し先取りします。春であっても本当の
春先、桜の盛り、新緑と諸々あります。お菓子も季節にちょっと早め早めで綺麗な形
(桜の花びらの形とかタケノコの形とか・・)華やかです。
 夏は涼しげ、でも季節が初秋になると秋の果実の形のお菓子がでてくるというような。
季節を大切にするという事を学びました。
毎日せせこましい生活をしているので、このような季節を感じる事ってほっとします。
まだ残暑厳しい時期に青い柿のお菓子を見るとそういえば、、もう暦では秋なのね、
なんてちょっと去りゆく夏に対して寂しい感じをもったりして・・。
>お菓子の事ばかり書いていますが、お茶花やお道具類で季節感を感じる事も
できるんですよ。ついタベモノの事ばかり、、、(苦笑)

仕草、お行儀、作法  
俗に「お茶お花は花嫁修業」といいますが、それだけではなくまだまだ実社会では
お行儀、仕草、作法がいる場面があります。挨拶ひとつとってもそう。
おまけに着物を着ているとちょっとでも知っていると”サマになる(笑)”ですね。
堅苦しくする必要は全くないと思いますが、チョット
知っていると損はないなあと思っています。
>あんさんできとんのんかいな?とは聞かないでね(^◇^;)

無の境地?  
別に悟りが開けるというわけではありません、念のため(笑)
代々のお家元が考えた”お手前”を美しい動作で美味しく点てる事ができるようにするのは
結構無の状態にしないと順番を忘れてしまうからです(笑)
そんなにデキた弟子ではないので、この次はあれを・・なんて考えてると
ひっくり返ってしまいます(^o^;;;)
だから「無我夢中」の無の境地。でもこのアタマ空っぽにするのって終わった後
爽快感があります♪これは習い始めてからはじめて知った感覚。だから仕事帰りに
通ってるんですけど、疲れた頭や仕事でムカついた事もこれですっきり♪
>こんなん許されるんかな〜?すんません・・・

ほかの”和”にふれる  
他の伝統工芸にふれることができます。
お茶碗、お棗、お茶杓、炉、、、、数え切れないほどです。(千家十職とか)
もちろん、着物も入ります。お茶をいただくときその季節、雰囲気にあった着物だと
気分もいいです(自分にとってでもね♪)”一期一会”ってホントだと思います。
>まぁもちろん”目”を養わないとよさってなかなかわからないですけど、、
でも綺麗なモノは綺麗って思えるようでイイと思います(^-^;;)

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お手前のこと