着物 知識諸々
WAMONO >KIMONO
着物のことについて、諸々のことについて書き連ねます。備忘録もかねていますが、私の独断と偏見も入ってると思いま−す。
何がいるのかなー(^-^?
初めて着物着る人、何がいるのかな?ちょっと挙げてみまーーす♪
- 着物 ・・ これないと・・ね?
- 帯 ・・ これないと”間”が抜けますね?
- 長襦袢 ・・ 着物の下に着ます。「半襟」はちゃんとつけましたか?
- 肌襦袢 ・・ 肌の上に直接着るものです。
- 紐 ・・ 6−7本は用意しましょう。
- 伊達締 ・・ 長襦袢の分と着物の分、二つ用意しましょう。(私はマジックテープのを使っています。楽ですぅ)
- 帯締 ・・ これがないとお太鼓結べませんね?またアクセントにもなりますね。
- 帯揚 ・・ これがないとお太鼓の枕隠せませんね?ちょっと見えかけるおしゃれです。
- お太鼓枕・・ お太鼓の枕です。途中でいりますよ〜。(変わり帯時はいらない場合ありますが確認を!)
- 足袋 ・・ 着物を着る前に穿きましょう。
- 草履 ・・ 草履は足にあっていますか?
- 補正 ・・ 私はしませんが、礼装の場合、補正をした方がいい場合があります。(寸胴体型にするのです)
タオルなどあてたりしますが、和装の補正下着ありますのでチェックチェック♪)
- 伊達襟 ・・ 入れても入れなくてもいいですが、振り袖の時は入れてる事多いです。アクセント♪
- コート・羽織・道行き ・・ 冬場は寒いのであると重宝しますよ。ショールでもいいですが・・。
浴衣の場合は、長襦袢や帯揚げ帯締めお太鼓枕、足袋、伊達襟はいらないです〜。あ、草履は「下駄」になります♪
着物の種類
ここでは、どういうときにどんな着物を着たらええのん?というのを「一般的」に言われてることを書きます。
〜時期による着物の種類〜
- 一月 ・・ 袷(裏地のあるもの)の着物です。
- 二月 ・・ 〃
- 三月 ・・ 〃
- 四月 ・・ 〃
- 五月 ・・ 〃 但し、五月下旬暑いので単衣でもいいかも・・。
- 六月 ・・ 単衣(裏地のないもの)の着物になります。(単衣の帯もありますが、涼しげに見えるものならよい)
- 七月 ・・ 絽、紗など透ける着物になります。(長襦袢も単衣や絽になります)。又夕方には浴衣を着たりします。
- 八月 ・・ 〃
- 九月 ・・ ホントは単衣だけど、普段着なら前半はまだ真夏の着物でもいいかも・・だって暑いもの。
- 十月 ・・ 袷の着物に戻りまーーす。
- 十一月・・ 〃
- 十二月・・ 〃
こうやって表にすると、「袷」の時期が多いので、たいていは袷の着物を買われる場合が多いです。私もそうです。
帯については、七八月をのぞいては、暑苦しく見えない限りはふつうの帯でも大丈夫です。(但し、「格」はあります。これは後述)
着物の格について
早い話がTPOに併せて、、、という感じなのかしらねぇ・・。
=========礼装として通用します♪==========
- 黒留袖 ・・ 既婚者の最強の着物。結婚式の時の親族・仲人夫人としてでるとき着るキモノ
- 色留袖(五つ紋) ・・ 黒留袖と同格。但し宮中行事の時は色留袖の五つ紋。で黒は着ない。
- 色留袖(五つ紋以外) ・・ 訪問着かそれより上くらいの格。でもかなり格上。
- 振袖 ・・ 未婚女性の第一礼装。(ここまでは絶対に「袋帯」)
- 訪問着 ・・ これ一枚持っていると重宝する。未婚既婚を問わない。(格の高い感じの名古屋帯は場所によっては可)
- 付下げ ・・ 訪問着よりちょっぴり格下だけどほとんど同格とみてよし。
- 色無地 ・・ これはものすごく重宝する。紋を一つ付けるだけで、普段着にも準礼装にも変化する。また帯も袋帯や名古屋など両方OK。又、地紋が吉祥文様でなく、地味な色合いだったら黒の帯にするだけで準喪服にもなる。(お通夜にも着ていける)ちなみに三つ紋なら無紋訪問着より格上に上がるが気軽な場所へ行きにくいのでたいていは一つ紋。
- 喪服 ・・ 足袋と長襦袢以外すべて黒で統一。そして五つ紋。喪主・親族が着る。
=========パーティや街にでかけるための普段着やおしゃれ着です♪==========
- 小紋 ・・ ワンピースのようなもの。普段着として着るが、無地の多い小紋(京小紋等)は気のはらないお茶会などにも着ていける。名古屋帯や半幅帯。
- 紬 ・・ 今は希少価値の上がってしまった大島や結城紬が有名。今までが「染め」た着物であるのに対して、これは色を染めて糸を織って模様をだす。これも普段着。帯は名古屋や半幅帯。
===============ここまでは、シルクです♪==============
素材の違いでーーす♪
- 木綿 ・・ 地方にいろいろある。普段着の着物。帯は名古屋や半幅帯。洒落た縞模様や無地のもある。
- ウール・・ 暖かい普段着。帯は名古屋か半幅。
- ポリエステルの着物・・ シルクの高さ、扱いの難しさなどから洗える着物としてポリエステルの素材の着物がでてきた。留め袖などがあるかはわからないが、ポリの江戸小紋や色無地はみたことがある。比較的安めなので、お茶会時の水屋仕事や着物を着て仕事をする人によく使われる。又、気軽で洗えるのとかわいい柄も多いのでワンピ感覚で気軽に着る最初の着物として着てみるのもいいかもしれない。私は単衣を持っているが暑いので・・結局着ていないけど。